【 良い土と、高い農業技術を継承する『会津継承米 氏郷』 】

美味しいお米をつくるためにはどれだけ土づくりが大切か、農家さんはみんな知っています。
「土づくりにかけた年数に価値を持たせ、代々誇りを持ってその土を受け継いでほしい。」「一人一人の努力で高めてきた技術をみんなで守り伝えたい。」「会津の美味しいごはんを多くの人に食べてもらいたい。」そんな思いから継承米は生まれました。

最高品質 会津産コシヒカリ 会津継承米氏郷

photo by junichi takahashi


【 命をかけて茶の文化を継承した『蒲生氏郷』(がもううじさと) 】

会津継承米は、戦国時代の会津の武将「蒲生 氏郷(がもう うじさと)」からその名をとり「氏郷」と名づけました。
豊臣秀吉の逆鱗に触れ切腹に追い込まれた千利休の子息を自宅にかくまい、赦免をとりなしたことで知られています。決して茶の道を途絶えさせてはいけないという強い思いから、氏郷は命をかけて茶の文化と精神を守り、後世に残しました。
土を守り、継承する中で得られた実りを「氏郷」と名乗る理由です。


【 「米作り」は、「人づくり」。だから、・・・『あいづっ米宣言』 】

『あいづっ米宣言』は「あいづっこ宣言」を元にしています。

「あいづっこ宣言」は、平成14年2月、市民一人ひとりが「次代を担う青少年(会津人)の育成」を自らの課題として、それぞれの立場から行動を起こしていく上での市民共通の行動指針として策定されたものです。

(会津若松市教育委員会の許可を得て掲載しています)

『あいづっ米宣言』
 

 

【 こだわりの土づくり 】

『こだわりの土づくり』


《 バランスが大事 》

『あいづっ米宣言』は「あいづっこ宣言

稲などの植物に必要な三大栄養素は、窒素(ちっそ)・リン酸・カリウムです。その他、微生物や、お塩に含まれるミネラルも良い土には大切な要素です。
継承米氏郷の田んぼの土には、それらがバランスよく含まれています。
どれかがたくさんあれば良いというわけではなく全体のバランスが大事です。良い土かどうかは稲の姿を見て判断します。 同じ会津とはいえ、場所によって土の特徴もそれぞれ。農家さんはちょっとした天候や気温、標高、土の状態の違いを細かに把握しながら、そのバランスを見極めています。また、肥料や堆肥の研究を複数の研究者や肥料工場と行いながら、特殊な肥料の開発、施肥料や投入の時期などに工夫をして、データによる改善活動も行っています。
バランスのとれた良い土

《 トロトロの土 》

継承米氏郷の田んぼの土は微生物が活発に活動する生きた土です。粒子構造が細かくトロトロとしています。
やわらかな土は根を伸ばしやすく、稲が自分で充分な栄養をとることができます。農薬や化学肥料を使いすぎた田んぼの土は固くなり、のびのびと根をはることができず、稲は自分で栄養をとることができない弱い体になってしまいます。
よい土をつくることで、稲は健康に育ち一粒一粒が生命力にあふれた、おいしいお米ができるのです。

とろとろの土
 

【 おいしく育てる工夫 】

継承米氏郷は、美味しいお米を作るため独自の栽培基準をもっています。その一つが栽培の密度。継承米氏郷の田んぼは害虫がつかないように風通しをよくし、稲が成長した時のびのびと葉を広げ太陽の光をいっぱい受けて光合成ができるように、ひと株ひと株の間隔を広くしています。(1?あたり17、8本)
苗は根から栄養分をたっぷり吸収し、たんぱく質で体を作り大きくなっていきます。そして光合成をすることによってたんぱく質がデンプンとなり籾(もみ)に溜まります。 氏郷のたんぱく質は平均約6%。一般よりも若干低い数値です。 これはお米の成分となるデンプンの蓄積が上手くいって美味しくなっているということ。もちろんいくら少なくてもいいということではなくバランスが大切です。


【 おいしく育つ場所と技 】

『おいしく育つ場所と技』

稲が穂を出す出穂(しゅっすい)の時期は会津は8月10日から15日頃です。
美味しいお米ができるためには出穂後40日間(登熟期間)の特に気温が大切。この時期、会津は平均気温が23度〜26度。これが稲にとって最適な気温です。(ちなみにお米処で有名な魚沼もこの気象条件を満たしています。)
そして雪が積もる冬の間、土は適度に休み、雪に覆われたムロの状態で微生物は活発に動き土をさらに良くします。 夏の暑さと冬の寒さ、そして会津のきれいでおいしい水がそろって、米の食味ランキングで会津地域は特Aという高い評価を得ています。特に継承米氏郷は平均86という高い数値です。
(登熟期間の気温が23度以下だとアミロースというデンプン質が増えてベタベタと粘りの強いお米となり、26度以上だと同じくデンプン質のアミロペクチンが増え、硬くパサパサしたお米となってしまいます。28度以上では高温障害となります。)
● 会津地域の中でも、美味しく育つ環境と、高い技術を持った農業家を厳選し契約しています。
● 全ての契約農家で日本有機農業生産団体中央の『特別栽培農産物』の認証を受けています。
(特定非営利活動法人日本有機農業生産団体中央会 ホームページへ>>
● 会津地域は(財)日本穀物検定協会が行う食味ランクで最高値「特A」(最も美味しい)の評価を得ています。
特に継承米氏郷は平均86という高い数値です。

会津継承米氏郷 『特別栽培農産物』 認証


【 『会津継承米 氏郷』へ込めた思い 】

『最高品質 会津産コシヒカリ 会津継承米氏郷』

土を思い、食べる人を思って耕す人。人と自然の共生を願う人。
双方の思いが繋がるとき、その志は明日へと継承される。
はじめませんか。明日のために、できること。文化が花開き、継承されるところには必ずその守護者が存在する。
ルネッサンスにメディチ家が欠かせなかったように。
会津にも、ひとつの貴重な文化を守った武将がいた。蒲生氏郷だ。
時の権力者、豊臣秀吉の逆鱗に触れ切腹に追い込まれた千利休。利休に組するものは皆処罰の対象となりうる時勢にあって、彼の子息を自邸に蟄居させ、赦免をとりなした。氏郷は利休七哲の筆頭として、利休亡き後、茶の道の担い手を守り、その文化と精神を後世に残した。
茶を点てるのも命懸けの時代であったことを思えば、決して茶の道を途絶えさせてはならないという氏郷の決意の程がうかがえる。土を守り、継承する中で得られた実りを「氏郷」と名乗る所以である。春、田植えをすれば、秋には黄金色の稲穂が豊かに実る。
わずかに3つの季節を経れば、お米を手にすることができる。
地表の出来事としては正しい。大地はどうだろう。
豊かな大地は無尽蔵に湧いてくるものではない。
土からいただいたなら、土にお返しする。
何世代にも渡る自然への感謝が実りをもたらしてくれる。古来より、人々は五穀豊穣を願い、祈りを捧げてきた。
人の力が及ぶことのない天地(あめつち)の恵みに畏敬の念を持ち、よろずの理(ことわり)に従って自然の恩恵にあずかってきた。人は己の分をわきまえていた。
いつの頃からだろう。
水田からあらゆる生き物を駆逐し、大地を酷使し、より多くの収穫を望み、自然の歯車を狂わせてしまったのは。
それが、農業の当り前の在り方になってしまったのは。土から搾取するような栽培方法では、大地は疲弊する。
天地の恵みをいただくのが農業。
世の中の流れがどうであろうと、土を損なうことがあってはならないと強い信念を持って土づくりを行ってきた農業家がいる。
先祖代々受け継いできた土地を大切に守り、丹念に土づくりを続けている。
自分で食べておいしいと思える米しか作りたくない。
自分の子供や孫に、安心して食べさせられる米だけを作りたい。
採算にとらわれず、自信をもって出荷できる米づくりを続ける農業家だ。
彼らの存在がなければ、安全でおいしいお米を口にすることはできない。信念に基づいた農業を続けたいと願っても、安価であることに重点をおく価値観に支配された市場原理がそれを許さないことがある。

汗を流して育てた米は、買い手の都合で値段を決められる。
作り手の思いに関係なく、金銭的な理由で、栽培方法は限定されてしまう。
作りたい米が、作れなくなる。食べる人の健康と幸せを願い、胸を張って農業をする人が日本にはまだまだいる。
しかし、決して多くはない。農業にかける情熱と誇りがあるから、農業を続けられる。
気持ちで負けないとしても、市場は彼らをおびやかす。
今この瞬間にも、農業を諦めざるを得ない農業家がいる。
農業家の努力不足以外の原因で、まっとうな農業がこの国から消えてゆく。それは単に農業家の問題にはとどまらない。

米を食する人すべてに関わる重大な問題であろう。豊かな土も、作物に対する勘も技術も、守り、受け継ぐことは容易ではないが、消え去るのはたやすい。
これまで志ある農業家たちは、なんの庇護も寄る辺もなく、土地や知識、技を脈々と継承してきた。これからはちがう。
日本の主食である米とその周辺文化を、実りを約束してくれる大地を守れるのは農業従事者だけではない。
自然から搾取するのではなく、自然からのお裾分けをいただくような作物を選ぶ人もまた、米文化の継承に大きく寄与することになる。土を思い、食べる人を思って耕す人。人と自然の共生を願う人。
双方の思いが繋がるとき、その志は明日へと継承されるのだ。

最高品質 会津産コシヒカリ 会津継承米氏郷
 
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